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腐女子のちオタク、ときどき日常、ところにより愚痴
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これは「好き」「好き」「大好っき」の原理よ!!

「Pretty mania」 スエカネクミコ 122頁より



外見はすげぇ美形なのに、中身は「完全に残念なオタク」という男を巡る女二人と男一人の不毛な戦い(変形四角関係)を描いた漫画です。
個人的には絵とかテンションとかネタとかすげぇ好みドンピシャなのですが、あまり人にはオススメしようと思うタイプの漫画ではないです。
あと、この人の描く漫画には随所にBLっぽい表現があったりして、この人がBL描いたらすげぇ好みなのになぁ、惜しいなぁ、描いてくれんかなぁ、と思ったら、実際に昔、別P.N.で描かれていたらしいです。そしてそのBL漫画を私は持っていた。。。なぜ気付かない。。。


唐突に何を引用したのだと思われるかもしれないのですが、blogpetに聞いてみたところ、4月に何人か『やおい bl 違い』で検索してここに来られた方がいたので。書いてみようかと。

個人的には、BLの根底にあるものはこれだと思うのです。
何度かここで書いたけれど、
「女が嫌いだからBLが好き」
の理論です。

数式で書くなら、
「男(好き)」×「女(普通)」 ≪ 「イケメン(好き)」×「イケメン(好き)」っていうね!

『王子Aと王子Bは巡り合い恋に落ち、助け合って魔女を倒し、末長く幸せに暮らしました』
でいいわけですよ!
王子Bが姫でも話が成り立つじゃん! というのはよくBLに対してされる批判なわけですが、それでいいんだよ! ってかむしろわざわざそうしてるんだよ!
現実逃避のための娯楽で難しいこと考えたくないんだよ!

それに対して、いろいろと難しいことを考えさせられてしまうのが「やおい」かと。
「好き」だけじゃなくてね。不毛で発展性がなく、一緒にいても周りもお互いも不幸にするだけだと分かっていて、それでもなお本当に一緒にいたいと思うのか、みたいなことを主人公たちが真面目に考えたりします。
生きるってなんだ。愛とはなんだ。みたいな話です。
場合によっては、それは愛とか恋とかではなく、この世で唯一のライバルという形で表現されたりもします。なんでこの世で唯一のライバルと寝る羽目になるのか。やおい界最大の謎にして最大の禁忌です。
あるいは、それはこの世で最も信頼しあえる相手だったりもします。なぜこの世で最も信頼できたら男同士で寝る羽目になるのか。それも最大の謎にして最大の禁忌です。
その辺りを問い始めると、収集がつかなくなってしまいます。そして、その辺りを問い始めてしまったやおいは、完全に行く先を失います。死にいたる病ってやつです。
まぁなんだ、結局女が一番簡単に共感できる人と人の絆は恋愛ってことなのか?な?


「やおい」に分類されるような話も嫌いではないですよ。嫌いではないです。が。重い。
たまに読むなら良いのですが、毎日毎日読んでたら、それこそ二次元と三次元の境界が曖昧になってしまいそうです。まぁ、毎日毎日漫画を読むなと言われたらそれまでですが。でも漫画のない人生なんて、ダミープラグを入れられた初号機みたいなもんだよ!


書いてて思ったのですが、BLの定義は分かりやすいですが、やおいの定義は私もよく分かっていないようです。なんだろう。男同士の同性愛をテーマにした作品で、BLでもJUNEでもないもの、ぐらいか。あ、古典文学は除く、みたいな。
オーソドックスな分け方としては、同人誌か商業誌か、パロディかオリジナルか、でも分けれるわけですが。まぁそれはほんとに今更過ぎるので。もし気になったらぐぐれ。


そういえば、今日、独断と偏見で「このBLがやばい! 2010」を決めるなら間違いなく1位にするだろうなぁ、という漫画に出会いました。ここでタイトル出して知り合いにぐぐられるのは嫌なので出しませんが。誰もそんなことしないよ、と思った人は、一度されてみるといい。
読んだ漫画のタイトルがばれて、その場でぐぐられて、「へぇww」って言われるとか、どんな辱めだよ! と思いました。
ケータイにブラウザとかいらないと思うよ!

原典に準拠してBLって書いてみましたが、今までの議論を踏まえるなら、あの漫画はどちらかというと「やおい」な気もします。
毎日毎日あんなに読み応えのある漫画を読みたいとは思いません。でもたまには読みたいの。


その漫画は、「レディコミで連載されていたBL」という異色の作品なのですが(これだけできっと腐女子の3割には通じるんじゃないかと)、やっぱ作者さんが半端ないよ。すごいよ。
正直、レディコミって馬鹿にしてたんですよ。いや、ほんとに申し訳ないけど。少女漫画とか少年漫画に比べると下でしょ、って(そんで実際、コミックスになるタイトルも少ない)
自分の認識を改めたね。やっぱり、先入観と偏見はダメだよね。素晴らしいものと出会いたければ、泥臭く漫画読まないとダメだよね。どこにダイヤが眠ってるか分からないよ!



「こんなに好きになったら自分が壊れる」
ような恋愛を、私はしたことはないし、したいとも思わないし、そもそもそんなものが三次元に実在することすら信じてはなくて、
失恋ぐらいで人は死にはしないし、例えば失恋で自殺するような人間はきっと遅かれ早かれ他の理由でも自殺するよ、と思うし、それこそ「恋愛でジタバタもがくより大切なことが 人生にはいくらでもあるだろ」とも思うわけです。
ただ自分は安全な三次元にいて、その上で二次元の世界でそういった不健全な恋愛に耽るのは大好きで、私が二次元に求めるものをここまで完璧に再現してくれるこの漫画家さんは素晴らしいと思うのです。


こないだ彼氏が似たようなことを言っていて、
「波瀾万丈な人生とか命がけの冒険とかは、あくまで二次元で楽しみたい。現実はぬるま湯でいい」
だそうで。
つくづく似た者同士だと思いました。そーゆうとこも好きです。
私はきっと、「打算的に考えて私を選んでくれる人」を、打算的に考えて選ぶのだろうなぁ、と思った。
相手が打算なしで私を選んでくれた場合、その人は打算なしに私を捨てるんだろうなぁ、と思ってしまいそうです。まぁ、相手に打算があるのかないのかなんて、究極的には分かりようもないんですが。
あくまで私の理屈と相似の形での打算がないと不安なような気がします。
想像論ですが。
でも時々、デジタルワールドに行きたいと思うのも本当です。冒険して世界を救ってみたいとか思うよね!


【2009/05/09 03:14】 | マンガがないと生きていけない
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